妊娠・出産を経験しても、キレイな女性であり続けたいですよね。
とはいっても、体型を維持するのはなかなか大変だと思います。
そんな中、「子育てでダイエットに充てる時間がない」という方から注目を浴びているのが黒汁(KUROJIRU)です。
黒汁とは、日本に上陸して間もないチャコールダイエット食品です。
水や豆乳などに溶かして飲むことでダイエット効果が得られると話題を呼んでいる商品ですが、果たして妊娠中や授乳中に飲んでも大丈夫なのでしょうか?
そこで今回は、下記の点について解説していきたいと思います。
- 妊娠中や授乳中でも飲めるのか
- 添加物やカフェインは入っていないのか
産後や授乳中で黒汁の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
黒汁(KUROJIRU)は妊娠中・授乳中でも飲めるの?
チャコールクレンズダイエットとして注目を浴びている黒汁。
妊娠中は食べ過ぎによって太ってしまうケースが多いですし、授乳中は産後太りが気になる時期でもあります。
ここでは、黒汁は妊娠中や授乳中に飲んでも大丈夫なのか解説していきます。
黒汁(KUROJIRU)は栄養補助食品なので妊娠中・授乳中に飲んでもOK?
黒汁(KUROJIRU)の公式サイト以外では、黒汁は妊娠中・授乳中に服用しても問題ないという書き込みが見受けられました。
一方で、公式サイトでは『急激な体重の減少は母体に負担をかけるため、妊娠中・授乳中の服用はお控えください』と記載されています。
このことから、黒汁は”出産後で授乳期間を過ぎてから”服用を開始した方が良いと考えられます。
どうしても服用したい方は、医師に相談して許可を得てから服用してください。
ただし、許可が下りたとしても適切な体調管理を行いつつ、注意しながら服用しましょう。
決して無理なダイエットをしてはいけません。
また、食物アレルギーを持っている方はうかつに飲むのは危険です。
黒汁には大豆などの食物が配合されているため、含まれている成分をよく確認してから服用してください。
黒汁(KUROJIRU)は産後太りにも効果的?
黒汁はダイエット効果が期待できるため、産後太りの解消を目的として飲んでいる方も多くいます。
産後に黒汁を服用する際は、授乳期間を終えてからにしましょう。
万が一、授乳中に服用して急激に体重が減少すると、母乳の栄養素が不足してしまう可能性があるからです。
黒汁には体に必要な栄養素が豊富に含まれていますので、授乳後に服用を開始しても遅くありません。
少しづつ確実に、そして無理のない範囲で体重を落としていきましょう。
添加物・カフェインは大丈夫?
黒汁に入っている成分(一部)は下記の通りです。
黒汁の全成分難消化性デキストリン、還元麦芽糖、デキストリン、玄米粉末、大麦若葉粉末、黒糖、食塩、黒スグリ果汁粉末、植物発行物乾燥粉末、乳酸菌、コンニャクイモ抽出物、チアシード粉末、ヤシ殻活性炭粉末、黒高齢人参抽出物、黒酢粉末、黒大豆きな粉、炭粉末、発酵黒じゃばら粉末、発酵黒にんにく粉末、発酵ハチミツ粉末、発酵黒生姜粉末、活性炭、増粘剤、香料、植物炭末色素、植物発酵物乾燥粉末・・・etc
成分を確認したところ、危険性の高い成分は配合されていませんでした。
黒汁は健康食品なので、医薬品のように副作用が起きる可能性のある成分は入っていないようです。
香料や増粘剤などの添加物は配合されているものの、保存料は一切使用していません。
黒汁に配合されている添加物には危険性はありませんので、安心して飲むことができます。
必要?不要?妊婦さんがダイエットをする意味
妊娠中は自分一人の体ではありません。
赤ちゃんのためにも、妊娠中にダイエットをする意味を今一度考えましょう。
妊娠中に太り過ぎた場合のリスク
妊娠中に体重が増え過ぎた場合、下記のリスクが高まります。
- 難産
- 妊娠高血圧症候群
- 妊娠糖尿病
妊婦の過度なダイエットによるリスクは?
イギリスの疫学者、デビッド・バーカー氏によると、胎児期に栄養失調状態になった人は、成人してから糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症しやすいのだそうです。
また、栄養豊富な食事ばかりを摂取すると、メタボリックシンドロームのリスクが高まる恐れがあるそうです。
妊婦の太り過ぎはさまざまなリスクを招きますが、過度な食事制限を行うと赤ちゃんの栄養失調を引き起こしてしまいます。
あくまで母子共に健康であるためのダイエットですので、妊娠中の体重コントロールは慎重に行いましょう。
妊婦がダイエットするのに大切な2つのポイント
ここまで見てきたように、妊婦の太り過ぎや過度なダイエットは、赤ちゃんにとっても良くありません。
また、リスクを回避するためにも、バランスのとれた栄養をしっかり摂取する必要があります。
妊婦がダイエットをする際は、以下の2つのポイントを重視しましょう。
- 必要な栄養素をバランスよく摂取すること
- 体重の余計な増加を抑えること
妊婦でもできるダイエット方法とは?
妊婦健診で「体重管理をするように」と言われた場合は、体重が増えないように生活習慣を改善する必要があります。
しかし、妊婦にとって激しい運動や極端な食事制限は禁物です。
適正体重を維持するためにも、まずは食生活などの基本的な生活習慣を見直し、健康的な生活を送ることが大切です。
ここからは妊娠中でもできるダイエット方法をご紹介していきますので、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
和食中心の食生活に
簡単にできる食生活の改善法の一つが、日々の食事内容を和食にすることです。
食べる量を減らすわけではないので、無理なく続けることができます。
特に、根菜類をたっぷり含んだお味噌汁がおすすめです。
腹持ちが良く体が温まり、食物繊維も摂取できます。
また、一汁三菜を意識することで、自然と栄養バランスの整った食生活を送ることができます。
主食には、満腹感が得られやすい玄米や五穀ご飯がおすすめです。
便秘予防効果も期待できますので、体の老廃物が排出されやすくなりますよ。
ヘルシーおやつダイエット
妊娠中は、お腹が空いてしまうことがよくあります。
ついお菓子をつまんでしまいがちですが、ここはぐっと我慢しましょう。
どうしても耐えられない場合は、アーモンドなどの木の実類や寒天で作ったゼリーなど、ヘルシーなおやつで空腹を満たしましょう。
また、1日3食の食事を複数回に分けて少しずつ食べるのもおすすめです。
ウォーキング
妊娠中は、激しい運動やお腹に力を入れるような運動はできません。
そのため、ダイエット目的で運動を行う場合は、ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
まずは下記のような軽い運動から始めてみましょう。
- 近場は交通機関を使わず、歩いて移動する
- 家の中で足踏み運動をする
- エスカレーターではなく階段を使う(転ばないよう手すりを使うなど気をつけて)
- 家の周りを散歩する
お腹の張りや体調と相談しながら、無理のない範囲で行ってくださいね。
マタニティヨガ
ママタニティヨガは、無理なく運動ができることで妊婦さんから人気を集めています。
ストレッチや呼吸法で、リラックス効果を得ることもできます。
近くにマタニティヨガがないという方は、自宅でDVDを見ながら行うと良いですよ。
ただし、マタニティヨガをする場合は医師に相談してから行いましょう。
特に、切迫早産と診断されている妊婦さんは要注意です。
マタニティスイミング
マタニティスイミングは、妊娠16週以降の安定期に入り、医師の許可が下りると行うことができます。
ダイエットやむくみ、ストレス、肩こり、腰痛の緩和に効果的だと言われています。
最近ではスイミングスクールだけでなく、フィットネスジムでも講座が開かれています。
ただし、水の中は体温が低下しやすいため、冷えにくい水着を着用してください。
そして、適度に休憩を取りながら、自分の体とよく相談して行いましょう。
レコーディングダイエット
食べたものを細かく記録するレコーディングダイエットもおすすめです。
体重も細かく記録しましょう。
体重が増加した原因を食生活から判断することができますし、毎日のカロリーコントロールがしやすくなります。
「昨日は食べ過ぎたから今日は控よう」など、意識的に体重をコントロールできるようになりますよ。
まとめ
黒汁は妊娠中・授乳中には服用しない方が良いことが分かりました。
ただし、黒汁に含まれている成分に何かしらの危険性があるというわけではありませんので、医師の許可が下りれば服用しても問題ありません。
妊娠中や授乳中は先ほどご紹介したダイエット方法を実践し、体重を上手にコントロールすることが大切です。
黒汁には体に必要な栄養素が豊富に含まれていますので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。